エアロフレックス断熱チューブ及びシートは、独立気泡構造の軽い柔軟な特殊エラストマーで作られています。
優れた熱伝導率を有し、連続使用適温範囲は-200度~+125度。しかも不燃性で、耐湿・耐候性も備えており、温度差の大きい屋外での耐久性も抜群です。
エアロフレックスは、さまざまな設備に最適な断熱資材です。例えば「冷凍・冷蔵設備」「冷・温水設備」「空調冷熱設備」「水道管の凍結防止」「屋外配管設備」など。
エアロフレックスは、他の硬質断熱材と比較して、多くの優れた特質があります。例えば:
エアロフレックスシリーズの代表的な種類として、断熱チューブ、シートタイプ、シートロールを取りそろえております。
断熱チューブ・シートとも種類が多く、どのようなパイプ・スペースにも適材適所で選べます。
断熱チューブは、銅管・ステン管・鋼管・ビニールパイプなどあらゆるパイプに最適です。シートは、タンク・冷凍機・ダクト・エアコンなど多目的に使用できます。
断熱チューブ 内部に吹き付けられたタルカムパウダーでパイプの差し込み作業も簡単。背割れ加工も可能。 |
シートタイプ 柔軟性に優れていますので、曲面への施工も容易です。粘着付もございます。 |
シートロール 長尺シートロールです。太くて長いパイプや温熱設備を継ぎ目を少なくして施工できます。 |
エアロフレックスは、優れた保温効果があるのみでなく、世界の主な防火規格に合った自消性を持っています。
※JIS規格 No.6911(不燃性)、ASTM No.E-84(表面燃焼性)
例えば、発泡プラスチック断熱材の様に溶けたり、火玉を落としませんので延焼を防ぎます。
特に、国際的スタンダードな高層ビルなどには、防火設備の一端として自信を持って使用できます。
左図は、2年間屋外で直射日光にさらした結果です。他社製エラストマー系断熱材は、ひび割れてクラックが入るほど劣化しています。
一方、エアロフレックスは、十分な柔軟性を保っています。通常の温水配管に使用した場合、耐久期間は10年以上にもなります。
※さらに耐紫外線効果を上げ、外装をきれいに仕上げたい場合には「エアロコート(アクリル系外装用ペンキ)」をお勧めします。
柔軟で表面の滑らかなエアロフレックスは、すばやく簡単に、そして、きれいに仕上がります。
高い作業性を誇るエアロフレックスを用いることで、トータルコストダウンに大きく寄与します。
また、エアロフレックスは弾力性に優れているので、運転中の冷熱設備やパイプラインの振動・共鳴を軽減します。